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公開日2022/09/22(木)

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【必見】税務調査って何?メンズエステやセラピストも関係あるの?

【必見】税務調査って何?メンズエステやセラピストも関係あるの?

今回のテーマは、「税務調査とメンズエステセラピストとの関係」です。税務調査とは文字通り税金に関する調査のことを指しますが、具体的にはどのようなものを指すのでしょうか。また調査をされることでメンエスのセラピストにどんな影響があるのでしょうか。

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森下 里美

森下 里美(35)

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とあるメンズエステの女性店長として、約10名ほどのセラピストと一緒に働いている。セラピストの子たちから要望に答えて、研修を実施したりもしている。趣味はサイクリングで、休みの日はできるだけ遠くまで行き、見たことのない景色を見てリフレッシュしている。

そもそも税務調査って何?セラピストは関係ないよね?

そもそも税務調査って何?セラピストは関係ないよね?

「税務調査って何のこと?」
「難しそうな名前だけどセラピストに何か関係あるの?」


という方が多いのではないでしょうか。

まず結論から書きますと、税務調査はメンズエステのセラピストに大きく関係します!
そして、調査の結果がセラピストにとって不利なものになった場合、セラピストは金銭的な負担を負うことになってしまいます……。

税務調査とは?

税務調査とは、税務署などが行う「納税の申告が正しく行われているかどうかの調査」を指します。
具体的には、ある会社や個人事業主のもとを訪れ、帳簿をはじめさまざまな書類をチェックしたうえで、申告されたデータに誤りはないかどうかを確認する作業のことを指します。

メンエスセラピストは税務調査に関係がある!

会社に雇われているサラリーマンやOLの場合、会社が所得税や住民税の支払い手続きを肩代わりしているので、税務調査とは直接的なかかわりを持つことはありません。
サラリーマンやOLが、個人的に税務署から税務調査の対象になるということはありません。

一方、メンズエステのセラピストは税務調査と大きく関係します。
というのも、メンズエステのセラピストはサラリーマンやOLとは異なり、メンズエステ店に社員やアルバイトとして雇用されているわけではなく、「個人事業主」という位置づけでお仕事をしているからです。

税務署にとっては「お店に属する人」ではなく、「独立した個人事業主」ということになるので、税務調査の対象になることがあります。

メンズエステの税務調査の時期は?どういう流れ?

メンズエステの税務調査の時期は?どういう流れ?

ここでは、

「税務調査はいつ行われるの?」
「あらかじめ行われる時期がわかっているなら対策は立てられるのでは?」
「ていうか、そもそもどういう流れでセラピスト個人が税務署の調査の対象になるの?」


といった疑問にひとつひとつお答えしていきます。

税務調査は不定期に行われる

税務調査がいつ行われるかということは、あらかじめ決まっているわけではありません。

ある日突然、税務調査の対象となった会社や個人事業主のもとに税務署から予告の郵便が届き、「所定の準備をお願いします」ということになります。
確定申告の時期とはまったく無関係にやってくるので、「あらかじめ対策を立てる」などということはできません。

ちなみに、税務調査は多くの場合、強制的に職員がやって来て否応なく調査されるわけではなく、「任意調査」という形式で行われます。

「任意=その人の意思に任せる」ということなので、「断ることもできるのでは?」と思うかもしれません。
しかし実際には、「税務調査を断る=怪しい」と見なされてより強い疑念を抱かれる可能性があるため、素直に応じたほうが良いようです。
ただし、「日程的に難しい」という場合は事前に予告された段階で連絡すると多少は融通が利くようですね。

お店への調査がきっかけでセラピストに調査が入ることもある

税務署がメンズエステのセラピストに目をつける経緯はさまざまですが、代表的な流れとしては、「お店に対する税務調査の流れでセラピストに目をつける」というものです。

税務署はメンズエステ店の税務調査に入った際、お店のお金の流れを詳しくチェックします。
そのとき、お店からセラピストに支払われる報酬のデータもチェックされることになります。
ここで税務署がセラピストに興味を持ち、調査の対象にするということが行われているわけです。

このような経緯でセラピストに調査が行われることになると、税務署の職員とともにあらためて確定申告の書類や領収書などを一緒に確認していき、申告の内容に誤りがないかどうかを確認していくことになります。

そして、このとき申告の内容に誤りが発覚したり、そもそも確定申告を行っておらず書類などを用意することができなかった場合は、次に取り上げるようなペナルティが発生することになります。

税務調査で不正がバレたらどうなっちゃうの?

税務調査で不正がバレたらどうなっちゃうの?

税務調査の結果、「実は納税の義務があったのに納税していなかった」といった不正が発覚した場合、あらためて税務署で納税のための確定申告を行うことになります。

通帳やクレジットカードの明細書、その他お金の出し入れがわかる書類を持って税務署に行き、担当者と一緒にお金の流れをひとつひとつチェックして作業を行っていきます。

そのうえで、支払うべきだった税金の金額が明らかになると、追徴課税が課せられることになります。

追徴課税の種類としては「無申告加算税」「延滞税」「重加算税」といったものがありますが、重加算税は悪質な隠蔽が行われた証拠がある場合に発生するもので、単に確定申告をしていなかっただけなら課せられることはないでしょう。
しかし、少なくない額のお金を支払わなければならないことに変わりはなく、金銭的なダメージを負うことになってしまいます。

メンズエステで働く場合は確定申告が必要です!

メンズエステで働く場合は確定申告が必要です!

ここまで見てきたように、税務署に納税に関する不審や疑問を持たれた場合、税務調査を受けることになってしまいます。
そして、結果的に納税していないなどの不正が発覚した場合には、追徴課税を課せられてしまい、金銭的につらい状況に陥ってしまうことがあります……。

ただし、定められた時期に確定申告を行っていれば、たとえ税務調査が入ったとしても問題はありません。
確定申告とは所得税を納めるための手続きであり、税務調査が入ったときにきちんと確定申告が行われていると分かれば、特に問題になることはありません。
調査はすぐに終了ということになり、何のペナルティも発生しません。

逆に確定申告をしていない場合、すでに取り上げたようにのちのち税務調査が入ったときに不正が発覚し、追徴課税を課せられることになってしまいます。

というわけで、セラピストとしてお仕事をする際には必ず確定申告を行う必要があります。
確定申告は、経費を除いた所得を明らかにして税務署に申告する作業のことを指します。

メンズエステを本業にしている方は、経費を除いた所得が年間48万円より高い場合は確定申告を行う義務が発生します。
また副業でセラピストをしている方は、経費を除いた年間の所得が20万円より高い場合は確定申告を行う必要があります。

なお確定申告については、『メンズエステで働くうえで必要な「確定申告」について』という記事でも詳しくまとめているので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

まとめ

今回の記事では、税務署による税務調査とメンズエステのセラピストとの関係について解説しました。

税務調査とは、確定申告の内容に誤りがないかどうか調査するというものであり、個人事業主であるメンズエステのセラピストも調査の対象になることがあります。
調査の結果、確定申告を行っていない場合などはペナルティを課せられるので要注意です!

逆にいえば、確定申告をきちんと行ってさえいれば、たとえ税務調査の対象になったとしてもスムーズに進み、特にペナルティが発生することもありません。
ぜひ毎年の確定申告は忘れずにしっかり行うようにしましょう!

>>【合わせて読みたい】メンズエステで働く上での業務委託とは?メリット・デメリットをご紹介!